AMIXA - Async's MIX ANIMAを比較、base寄りで発色が良いAnima派生
目次
基本情報
AMIXA v1は2026-06-13公開。モデルファイルは amixaAsyncsMIXANIMA_v1.safetensors、fp16 fullで約5.86GB。作者は asyncforai414。Civitai上の種別はAnimaのCheckpointだが、モデルカードには Illustrious-style color rendering と書かれている。
モデルカード上の推奨設定は以下。
| 項目 | AMIXA v1 |
|---|---|
| Positive | masterpiece, newest, best quality, very aesthetic |
| Negative | lowres, worst quality, bad quality, bad anatomy, sketch, jpeg artifacts, signature, watermark |
| Sampler | Beta / DPM++ 2M |
| Steps | 24 |
| CFG | 4 |
| Size | 960x960 / 832x1216 |
| Text encoder / VAE | Anima公式のQwen3 TE / Qwen Image VAE |
ComfyUIのAnima系では、これまで er_sde / simple を使ってきた。AMIXAはモデルカードに DPM++ 2M / Beta が書かれているので、まず推奨に寄せて試し、変なら既存記事と同じ er_sde / simple に戻す。
比較対象
既存記事のJANIMA/Hexer比較の条件を流用する。今回はAMIXAの癖だけ拾いたいので、比較対象は絞る。
| ラベル | モデル | 役割 |
|---|---|---|
| base | anima-base-v1.0 | 基準。素のAnima |
| JANIMA | JANIMA_v10 | base-v1.0系。細部を盛りやすい近い比較対象 |
| AMIXA | amixaAsyncsMIXANIMA_v1 | 今回の主役。IL風の色をうたう |
生成条件
キャラLoRA比較は、過去記事で作ったかな+けいの合体LoRAを使う。Anima-Baseで学習したものをそのまま持ってくる。
| 項目 | Turbo | native |
|---|---|---|
| Turbo LoRA | anima-turbo-lora-v0.1 strength 1.0 | なし |
| Steps | 8 | AMIXA 24 / base・JANIMAは既存比較では30 |
| CFG | 1.0 | AMIXA 4 / base 4.5 / JANIMA 5 |
| Sampler | er_sde / simple | AMIXAは推奨も試す |
| キャラLoRA | かな+けい合体LoRA strength_model 1.0 / clip 1.0 | 同左 |
| Seed | 42 | 42 |
素の画風
キャラLoRAなし。金髪+白ローブ+金刺繍のいつものプロンプトで、モデルの地の色と装飾癖を比べる。



素の画風は、ポーズとカメラ距離が揃っていないので厳密な比較にはしない。baseとJANIMAはどちらも立ち絵寄りで、描写の距離感はかなり近い。JANIMAのほうが衣装の刺繍や金の差し色を少し足すが、絵の骨格はbaseから大きく離れていない。
AMIXAはこの3枚の中だと少し寄り構図になり、肌と髪の色も明るい。白い衣装の影も濃く出るので、遠目には発色が良く見える。
かなちゃん
kanachan トリガーで全身とバストアップ。識別点は茶髪、向かって右のサイドポニー、アホ毛、茶目、白シャツ+赤ネクタイ。






かなは、キャラの識別点より服の変化が大きい。baseはプロンプトの白シャツ+赤ネクタイに近く、茶髪、右サイドポニー、アホ毛、青い髪留めもそのまま出ている。JANIMAはベストと赤リボンを足して、制服を別物に寄せる。
AMIXAもキャラの顔と髪型は崩れない。茶髪、アホ毛、サイドポニー、青い髪留めは残っている。ただし全身では紺ジャケット+赤リボン、バストアップでは紺ベスト+大きめの赤リボンになり、プロンプトにない制服要素が出ている。発色は明るいが、服はJANIMA寄りに盛られる。
けいちゃん
keichan トリガーで全身とバストアップ。識別点は金髪ロング、ぱっつん前髪、後ろ髪の青リボン、青目、赤リボンタイ。






けいは髪型の構造が安定している。base、JANIMA、AMIXAのどれも金髪ロング、ぱっつん前髪、左右の編み込み、後ろの青リボンは崩れない。顔も大きくは変わらない。
差が出るのは服と首元の色。baseはプロンプトの白シャツに赤リボンへ寄る。JANIMAは紺トップスを足すが、赤リボンは残る。AMIXAは全身で紺ワンピース寄りになり、首元のリボンも青に寄る。バストアップでは赤リボンに戻っている。
2キャラ
kanachan と keichan を同時に呼ぶ。比較になるよう、ここでは接触ポーズではなく standing side by side, full body に固定する。



2キャラでは発色より、属性移りと融合が問題になる。かなのアホ毛がけいに移ったり、金髪・茶髪が混ざったりすると、このLoRAの比較としては外れる。
AMIXAは全身横並びなら2人の分離と左右の出し分けができている。左に金髪のけい、右に茶髪サイドポニーのかなが出ていて、かなのアホ毛がけいに移るような属性移りも目立たない。かなのネクタイ、けいの首元リボン、青リボンも残っている。全身でキャラの画面占有率を揃えると、AMIXAでも分離は普通に通る。
ハグ
全身横並びだけだと接触ポーズの弱さが分からないので、ハグも別枠にした。既存比較画像に合わせて、縦長の full body, standing, hugging each other, cheek to cheek を使う。AMIXAは最初のハグ出力だと寄りすぎたので、比較用には head to toe, feet visible, zoomed out とネガティブの close-up, upper body, cropped を足して画面占有率を合わせた。



縦長に揃えると、AMIXAでもハグの構図は比較できるところまで戻る。2人の顔と髪、左右のキャラ分離は保てていて、かなのアホ毛がけいに移るような属性移りも目立たない。
この構図に限ると、指の形はbaseが一番崩れていない。JANIMAとAMIXAは遠目にはきれいだが、手元では指が多そうだったり、輪郭がぼけたりする。AMIXAの印象が良いのは、手の正確さというより発色と顔・髪の明るさの影響が大きそうだ。最初の寄りすぎたハグでは手が増えたが、画面占有率を既存比較に合わせると破綻はかなり減る。AMIXAは放っておくと寄り構図へ流れやすく、接触ポーズでは構図指定を強めないと比較条件がズレる。
背景密度
喫茶店シーンで、Turboとnativeを分ける。JANIMA/Hexer比較では、Turboは人物に寄り、nativeは背景密度が増えた。AMIXAがモデルカードの説明どおりキャラ細部を明瞭にするなら、背景まで盛るのか、被写体だけ整理されるのかをここで比べる。






AMIXA nativeは24step / CFG4なので、Turbo前提のAnima運用では当然遅い。最初は止まったようだったが、待てば完走した。
Turbo同士だと人物に寄るぶん、背景の差はあまり分からない。nativeではAMIXAがかなり良い。窓・本棚・観葉植物・テーブル上の本まで背景の情報量が出ていて、JANIMAより自然だった。JANIMAは整理されているが背景が少し薄い。AMIXAはここでもJANIMA寄りというよりbase寄りで、baseの構図と背景の出方に発色を足した印象。native画像単体なら、今回のAMIXAで一番良いサンプルはこの喫茶店だ。
どれを使うか
AMIXAはJANIMAのように顔や衣装を盛るより、base寄りの描画に明るい発色を足す。かな・けい単体と全身横並びの2キャラは通り、nativeの喫茶店背景はJANIMAより自然だった。
チェックポイントとしては十分使える。個人的にはWAI-Animaと同じくらい常用候補に置きやすい。Turboで普段使いしつつ、背景込みで詰めたいときはnativeも試すAnima派生だ。