GeminiのGemが11月からスキルへ移行する
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Googleは、GeminiのGemを個人アカウントでは2026年11月から「スキル」へ移行すると案内している。
Gemは指示文や参照ファイルを登録して再利用する機能で、移行先のスキルは通常のチャット内で呼び出して使う。既存のGemと移行可能な参照ファイルは自動移行される。
9to5Googleの9月27日の報道には、Gem管理画面の移行案内が掲載されている。
案内では11月17日から自動移行を始め、移行されるまではGemを使えるとしている。
アカウント別のGemのサポート終了時期
Googleの移行ヘルプでは、Gemのサポート終了時期をアカウント別に分けている。
| アカウント | Gemのサポート終了時期 |
|---|---|
| 個人のGoogleアカウント | 2026年11月 |
| Google WorkspaceのBusiness・Enterprise・非営利組織向け | 2027年3月 |
| Google Workspace for Education | 2027年6月 |
以前Gemを個人アカウントからGoogle Workspaceへ共有したが、今回の案内では個人アカウントとGoogle Workspaceで移行時期を別にしている。
スキルは通常のチャット内で呼び出す
スキルにも繰り返し使う指示を保存するが、Gemごとの会話を開く必要はなく、今のチャットで呼び出せる。
スキルの作成・管理ヘルプによると、入力欄に / と打ち込んでスキルを選ぶほか、Geminiが内容に合うスキルを自動で適用することもある。複数のスキルを同じタスクで組み合わせても使える。
呼び出し記号は今後 @ に変わる予定だ。
スキルごとに最近の会話を一覧表示する専用ページはなく、会話はサイドバーの履歴に表示される。
2026年9月30日に確認したヘルプでは、スキルを使えるのは18歳以上の個人アカウントで、「アクティビティの保存」設定がオンになっていることも条件に含まれる。
職場・学校アカウントには順次広げる予定としている。スキル自体はGoogle AIの有料契約なしでもチャットで使えるが、提供は段階的なので、まだ表示されないアカウントもある。
スキルで未対応のツールと共有機能
Gemでは、会話で使うツールをあらかじめ指定できた。
文章やコードを編集するCanvas、情報を調査してレポートにするDeep Researchなどがある。
Googleの移行ヘルプでは、動画生成、音楽生成、Canvas、Deep Research、質問形式で段階的に進める「ガイド付き学習」は現時点でスキルに対応していないとしている。
他のユーザーとの共有、Google ドライブのファイル追加、Gemini ノートブックの取り込みには今後対応する予定だ。
参照ファイルを使うGemは手動移行もできる
自動移行を待たずに試す場合は、Gemの名前・説明・指示を新しいスキルへコピーする。
参照ファイルはGemの編集画面から個別にダウンロードする。
次に、新しく作成したスキルをダウンロードすると、定義を保存する SKILL.md が入ったZIPファイルが手に入る。
展開した SKILL.md と参照ファイルを同じフォルダに入れ、スキルの「Replace skill(スキルの置き換え)」からフォルダをアップロードして置き換える。
このブログでも参照画像と指示を登録してキャラクターを生成するGemを使っていた。
自動移行の対象には参照ファイルも含まれるが、Googleがスキルでサポートしているファイルに限られる。Gem側で登録できたGitHub連携ファイルは、現時点ではスキルに対応していない。