デザインシステム構築の必携リソース6選
Abraham John (@Abmankendrick) が X で「UI/UX デザイナー向けのデザインシステムリソース」として紹介していた6サイトが良さそうだったので、それぞれ見て回ってまとめた。
1. The Design System Guide(ガイド&学習プラットフォーム)
URL: https://thedesignsystem.guide

デザインシステムの初心者から経験者まで、あらゆるレベル向けの包括的なリソースハブ。個人運営だが業界での信頼度が高い。
主な機能
- ニュースレター: 週刊で AI、プロダクト、デザインシステムの知見を配信(15,000人以上の購読者)
- コース: Design Tokens Mastery、Agentic Design Systems、Airtable活用ガイドなど
- ナレッジベース: デザインシステムの指標やリサーチインタビュー質問集
- ポッドキャスト: 業界人へのインタビュー形式の DSG Podcast
AI を活用したコンポーネント監査やドキュメント自動化など、最新トレンドをキャッチアップできる。
2. Componly Collection(複数デザインシステムの実装例比較)
URL: https://collection.componly.co

「デザインシステムのお菓子屋さん」というコンセプトで、複数のデザインシステムから UIコンポーネント実装例を検索・閲覧できるプラットフォーム。
特徴
- 400ページ以上: コンポーネント実装例が大量に網羅されている
- 複数デザインシステム対応: ShadCN/UI、Material UI、Salesforce Lightning Design System など、異なるシステムでの実装を並べて比較可能
- 無料ツール: デザインシステム導入状況を診断する「Check your DS Adoption」機能
同じコンポーネントを複数のシステムでどう実装しているか学べるのが、実装時の参考になる。
3. Design System Checklist(チェックリスト)
URL: https://designsystemchecklist.com

デザインシステムの構築・成長段階をサポートするオープンソースのチェックリスト。
4つのカテゴリ
- Design language (10 項目)
- Foundations (26 項目)
- Core components (166 項目)
- Maintenance (28 項目)
チェックを入れていくことで、自分たちのシステムの成熟度を可視化できる。複数言語(英語、韓国語、ポルトガル語など)対応。
4. Design Systems Surf(デザインシステムデータベース)
URL: https://designsystems.surf

世界のトップテック企業のデザインシステムを網羅した、最大規模のギャラリー。
スケール
- 74 個のデザインシステム: Adobe Spectrum、Apple HIG、Google Material Design、Microsoft Fluent など大手企業が勢ぞろい
- 24 個のディレクトリ
- 55 個のコンポーネント
各システムの実装例、使用している技術スタック(React、Vue、Web Components など)、ドキュメントへのリンクが整理されている。ベストプラクティスを学ぶなら必見。
5. Design Systems Repo(リソース統合サイト)
URL: https://designsystemsrepo.com

デザインシステムに関する リソースを4つのカテゴリで一元管理。
コンテンツ
- Design Systems: 実際のシステム事例紹介
- Articles: 「The Complete Guide About Design Systems」など実践的な記事
- Tools: デザインシステム構築・管理ツール
- Books: デザインシステムの学習に役立つ書籍
- Talks: 業界人によるプレゼンテーション
「frequently updated」を謳っており、常に最新情報が追加されている。
6. The Component Gallery(コンポーネントギャラリー)
URL: https://component.gallery

60個のコンポーネントと95個のデザインシステム、計2,680個の実装例を掲載。UIコンポーネント設計の参考資料として最高峰。
構成
- 60 種類のコンポーネント: Carousel、Tree view、Popover、Rating、Accordion、Quote、Pagination、Tabs など
- 95 個のデザインシステム: Elastic UI、Sainsbury’s、Ariakit、SubZero、Web Awesome、Red Hat など
- 検索機能: Pagefind で全サイト横断検索が可能
Astro + Airtable + Netlify で構築されており、オープンソースのアプローチも参考になる。
どう使い分けるか
| リソース | 用途 |
|---|---|
| The Design System Guide | 学習・コース: 基礎から応用まで網羅的に学びたいとき |
| Componly Collection | 実装例比較: 複数システムでの実装パターンを並べて見たいとき |
| Design System Checklist | 進捗管理: 自社システムの成熟度を可視化したいとき |
| Design Systems Surf | ベストプラクティス: 大手企業の事例から学びたいとき |
| Design Systems Repo | リソース探索: 記事、ツール、書籍をまとめて検索したいとき |
| The Component Gallery | 実装リファレンス: 特定のコンポーネント実装例を参照したいとき |
デザインシステム構築の段階や目的に応じて、組み合わせて活用するのが効果的。
今回紹介したのはいわゆるガワのコンポーネントの話。UX的な話はUI/UX開発の手戻り問題、現場から見た本音、AIに食わすならClaude CodeのUI出力を劇的に改善する3つのリソースって記事も書いたので、まとめて見てもらえるとより良いものになるかも。