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Steam DLC・サウンドトラック・バンドル追加ガイド

ゲーム本体をリリースした後、DLCやサウンドトラック、バンドルを追加する手順。

DLCの作成

手順

  1. 本体ゲームの「関連パッケージ & DLC」から「新しいDLCを追加」
  2. DLCの名前、価格を設定
  3. ストアページを作成(スクリーンショット、説明文)
  4. 本体側のSteamPipeでビルドをアップロード

デポ設定(重要)

DLCのビルドは本体ゲームのSteamPipeからアップロードする。

  1. 本体ゲームの「Steamworks設定」→「SteamPipe」→「デポ」を開く
  2. 「デポの作成と追加」から「新しいデポを追加」
  3. DLCとの紐づけダイアログが出るので、DLCのApp IDを選択(ダイアログが出ない場合は何かミスっている)
  4. デポの構成に追加される(「DLC用:○○」と表示される)
  5. DLCパッケージにもデポを追加(これを忘れるとDLCを購入してもファイルがダウンロードされない)
  6. 設定が正しければ、デポ画面にDLC用のアップロードフォームが表示される
  7. そこからビルドをアップロード

3でダイアログが出ない、または6でフォームが表示されない場合は設定ミス。

補足: デフォルトではDLCデポは本体側で一括管理される。DLC側の管理画面で「DLCデポを別々に管理」を有効化すると、DLC側からもデポ管理・アップロードができるようになる。ここが混乱しやすいポイント。

正しく設定できると、ビルド一覧で本体デポとDLCデポが一つのビルドにまとまって表示される。「含まれるデポ」欄に本体とDLC両方のデポIDが並んでいればOK。

なお、パッケージ詳細画面ではDLCパッケージが「1 app」のみでデポ表示なしになり、DLC側のアプリ管理画面でも「デポがない」という警告が出るが、本体側で管理されているので問題ない。ここで焦って余計な設定をいじると事故る。(このUXはひどいと思う)

デポ設定で事故った話はこちら

DLCストアページに必要なもの

  • スクリーンショット4〜5枚程度(内容のサンプル)
  • 説明文(収録内容、ページ数など)
  • ヘッダー画像(本体とはサイズが異なる場合あり)

サウンドトラックの作成

DLCとの違い

種類用途
DLCゲーム内コンテンツ(追加ステージ、アイテムなど)
サウンドトラック音楽ファイル専用(mp3などをライブラリに追加)

サウンドトラックの特徴

  • Steamミュージックプレイヤーで再生できる
  • ゲーム本体とは別に、音楽ライブラリに表示される
  • ストアページも音楽専用のレイアウトになる

作成場所

「関連パッケージ & DLC」→「サウンドトラックを追加」


バンドル(まとめ売り)の設定

パッケージの自動生成

  • ゲーム本体をリリース → 本体のみのパッケージが自動生成
  • DLCやサントラを追加 → それ単体のパッケージが自動生成

バンドル価格の設定

Steamworksアプリ管理ストアプレゼンス & マーケティング「バンドル」

ここで:

  • 既存のパッケージ(本体、サントラ)を組み合わせたバンドルを作成
  • バンドル価格(割引価格)を設定

構成例

  • ばら売り:ゲームのみ - $10
  • ばら売り:サントラのみ - $5
  • まとめ売り:ゲーム+サントラ バンドル - $13(10%オフ相当)

グラフィックアセット

参考リンク

DLCのアセット

  • 本体ゲームとは一部サイズが異なる
  • 実際の管理画面で必要サイズが表示される
  • ヘッダーカプセル画像は本体と別サイズの場合あり

審査について

操作審査
初回リリースあり(数日)
ビルドアップデートなし(即時公開)
DLC/サントラ追加あり

DLCやサントラの新規追加は審査がある。ストアページの内容やアセットがチェックされる。