Shoegazer→Stargazer最後の夏をライブで締めくくらんと励む軽音部で、ひとりBa.智花は将来に戸惑い音楽に悩む。部活も勉強も卒なくこなすGt.奈緒がそんな彼女に語る、自分がギターをはじめた理由。「ねぇ、智花。わたしと一緒に戦って――」

きらめく光の海で、祈りを込めて友人たちと部活立ち上げに奮闘する亮。しかし活動方針が決まらず部室獲得もままならぬ彼に、長年不仲だった姉が声をかける。「今度アニソンのライブイベントがあります」煌めく光と音の世界に飛び込む少年たちの夏！

真夏の琥珀アンテナ夏休み中の教室に現れた謎の青年、屋上に刻まれた思い出を探す卒業生、生徒たちの青春を見守る教師。夏の終わりの学校で、それぞれの思いが交錯する群像劇。「夏がすべての少女を女にすると思ったら、大間違いです」

不器用な月たち「満月が好きだ」――誰かと触れ合う怖さ。自分の不確かさ。遼平と恵、そんな不安に向き合う二人が夜のプールで邂逅する。「人とは違うことをしないと、うまく自分を見付けられないから」これもひとつの青春のかたち。

金髪碧眼の美少女が心霊現象に挑むようです学園の隅の巨大な洋館。今は書庫として使われるそこにはある怪談が伝えられていた……。金髪碧眼の新聞部部長とかなこが“チェンジリング事件”の謎を追う！「怪奇現象が起きなくなるなんてほんとホラーですよね！」